ボズの日記(Diary of VOZ)

VOZ(声)。ついついアタマの声に騙されてココロの声を聞き逃してしまいがちな毎日ですが、ダレカの声にも耳を傾けながら書いていきたいと思います

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

コパカバーナ怪談

昨日のブラジルのカーニバルの話のついでに思い出したんですけど、サルヴァドールのカーニバルで思いっきり踊ったあと、リオデジャネイロに行ったんですね。 もうカーニバルは終わっていて、後かたづけも一山越えて、街は落ち着きを取り戻そうとしている、そ…

タガを外す〜ブラジルのカーニバルと青森のねぶた祭り

毎年2月はブラジルでカーニバルが行われますよね。今年もすごく盛り上がったというニュースをネットで見ました。 実は僕も一度だけ行ったことがあります。2000年のことでした。その頃一緒に仕事をさせていただいていたブラジル音楽の第一人者、中原仁さんが…

オレたち花粉症世代

じわじわとは感じてはいたんですが、昨日あたりから一つギアが上がった感じがしますよね。花粉症のことですがw 僕はかなり小さい頃から耳鼻科に行っていた記憶があって、ルパン三世に出てきた”マモー”と佐藤栄作元首相がミックスされたような風貌の”おじいち…

音楽は不要不急か?(2)〜もっと広くて長い目で見たら

昨日このブログで書いた「音楽は不要不急か」という話は、もちろん、今の世の中での<音楽>ということで、ほぼ<商業音楽>のことだという前提で、ああだこうだ考えてみたわけですけど、もっと広い意味での<音楽>になると全然違う話になるかと思います。…

音楽は不要不急か?〜みんな最初は”受け手”だった

大きな災害やコロナなどの緊急時になると、音楽やエンタメは不要不急か?という話が出てきますよね。 そうすると僕はいつもモヤモヤした気持ちになっていました。違う!必要不可欠だ!と反論したいとかそういうことじゃなくて、もうちょっと根っこの問題とい…

苦めのコーヒーを探して(2)一杯どりドリップコーヒー

おいしいコーヒーが飲みたい、と思っても、そう簡単にはめぐり合わないものです。 ”これ▲▲さんからいただいた高級なコーヒーよ”とか言って出してもらっても、有名なバリスタがいるというカフェに連れて行ってもらっても、意外に飲んでみたら好みじゃなかった…

天才をマネてみる?〜ダヴィンチとジョブズ

何年か前に話題になった本「レオナルド・ダ・ヴィンチ(ウォルター・アイザックソン)」は、意外なダヴィンチ像がわかってかなり驚きの本でした。 僕なんか「モナリザ」と「最後の晩餐」くらいしか知らなかったんですけど(苦笑。 でも天才、という言葉で真…

「運の方程式」について考えてみました

田無神社は五龍神が祀られていることで有名ですが、少し前の日曜日にうちの奥さんが田無に行ったついでに寄ろうとしたら、神社の外までとんでもない行列ができていてあきらめて帰ってきたことがありました。 辰年ということでたくさんの人たちが開運を願いに…

あの日「ペニー・レイン」からはじまった

音楽にハマるきっかけになった曲というのは、音楽好きにとってはすごく大事なものだと思うのですが、どうでしょうか? 僕は「まいにちポップス」というブログで、令和元年の初日から1000日連続で1000曲のポップ・ソングを紹介するという荒業(?)に挑戦して…

ゆるグルテンフリー

「ジョコビッチの生まれ変わる食事 」って本はかなり早い段階で読んで、えっ小麦を抜くとそんなに変わるのか!と驚いたのですが、すぐ実戦するまではなかなかいきませんでした。ラーメンやパスタとパンは日常的に結構食べてましたから、いくらなんでもやめら…

蒙古の怪人 キラー・カーン

昨年末に亡くなられたプロレスラーのキラー・カーンさんには一度お会いしてみたかったなあ、彼がやっていたお店に一度行っておけば良かったなあとすごく後悔しています。 実は僕は彼と同じ新潟県西蒲原郡吉田町(現在はお隣だった燕市に吸収合併されています…

田淵幸一のホームラン

僕は幼い頃からの阪神ファンです。新潟出身ですし、まわりには関西の人間は一人もいなかったんですけど、、。実際、友達は100%巨人ファンでした。1975年に”赤ヘルブーム”があった時には突然広島の赤い野球帽をかぶるやつが増えましたけど。 なので、同じ新潟…

”しっくり”探しの旅〜キッチンスポンジ

ついつい見てしまう番組に、土曜の朝にやっている「サタデープラス」があります。特にその中の”ひたすら試してランキング”なんですけど、 ”どら焼き”とか”冷凍チャーハン”とか毎回1品目選んで、いろんなメーカーから発売されているものを実際食べたり、試し…

”自分”てなんだろう?(2)〜橘玲『スピリチュアルズ「わたし」の謎』

2021年に発売された橘玲さんの『スピリチュアルズ「わたし」の謎』は、自分って何だろう?というテーマの最も新しい検証の本です。 ”スピリチュアル”とはこの本の中では「無意識」に「魂」を重ね合わせた言葉で 「わたしもあなたも、たった”8つの要素”ででき…

”自分”てなんだろう?(1)〜村上春樹「一人称単数」

前に<自分探し>って流行りましたよね。「自分探しの旅」とか。思い返してみると、僕は”自分”って何だろう?とか一度も本気で考えたこともないし”自分探しの旅”にも出かけたこともないです。 でも、そういう方向に向かう気持ちはすごくわかる気もします。で…

フォレスト・ガンプ〜正直ものはやっぱりバカを見るのか

<善良な正直者が最後に幸せになる>というおとぎ話っていろいろありましたよね。でも、現実はそんな甘いもんじゃない、正直者はだいたいバカを見て終わるもんなんだから、とたいていの人はきっと思っているんじゃないでしょうか。 でも、僕は現実の人生にも…

”おっさん”のための韓国エンタメ(2)〜復讐譚と”さるかに合戦”

韓国エンタメの話の続きなんですけど、僕がどうして韓国映画やドラマにハマったかあらためて考えてみました。 韓国映画やドラマの”鉄板”の設定として <巨大な力に立ち向かう>というのがあって、それが好きなのかもしれないです。 「梨泰院クラス」のような…

”おっさん”のための韓国エンタメ(1)

コロナのステイ・ホーム期間中に僕がハマったものに”韓国エンタメ”があります。きっかけは「梨泰院クラス」と「愛の不時着」ですから、僕って本当に”よくいるタイプ”なんですw。 その後、ドラマをいくつか見てどんどん沼にハマっていったわけですが、ドラマ…

”なあなあ世界”の囚人

堰(せき)を切ったように、という表現がありますが、もはやダムが決壊したくらいの勢いで、”告発”によっていろんなことが暴かれていますよね。 それに関する発言でTVやネットも溢れかえっていて、僕もついつい見てしまうんですけど(苦笑、いつもなんか気持…

神社とコーヒー(1)〜お茶の水篇<神田明神〜乙コーヒー>

お茶の水に行って時間が余ったので、久しぶりに神田明神に行きました。久しぶりと言っても、その前は一回しか行ったことないんですけど。 神社やパワースポットを巡ることはもはやブームじゃなくて、多くの人たちにとってけっこう当たり前の行動になってきた…

どうして「物語」を読むんだろう?

"> 高校生の頃だったか、友だちから「小説なんて読んで何の役に立つの?」と尋ねられたことがありました。 その友人はノウハウ本とか実用的なものしか読まないタイプでした。 "> 僕は小さい頃からなぜか物語とか小説が好きで、父親が書斎の”飾り”として買っ…

”占い”とどう付き合っていくべきか

占いってけっこう好きなんですよね。 まだ小学校の低学年くらいの時に占いというものがあるということを知った時点からすぐ興味津々になりました。なぜかわかんないですけど、UFOとかネッシーとかと一緒で不思議なものとして好きになったのかもしれないです…

苦めのコーヒーを探して(1)〜サザ・コーヒー

僕はコーヒーは圧倒的に苦味派なんですが、世の中の人多くは酸味派なんだろうなとずっと信じてました。 だって、何十年も前に初めてコーヒーを飲んで以来、いまだに喫茶店でブレンドを頼むとだいたい酸味系のコーヒーが出てきますし、仕事先で出されるのもほ…

フィールド・オブ・ドリームス〜”推し活”だって”夢”のひとつ

昨日このブログで取り上げた「幸せのちから」は典型的なアメリカン・ドリーム、なんの後ろ盾もない男が逆境を乗り越えて成功をつかむという話でした。 アメリカン・ドリームを代表するスポーツといえば野球、MLBでしょうか。アメリカの野球を取り上げた映画…

「幸せのちから」〜”自分”になることが仕事

ピンチになって、なんとかがんばらないとなあ、というときに僕が思い浮かべる映画に昨日取り上げた「ショーシャンクの空に」の他に「幸せのちから」があります。 原題は「The Pursuit of Happyness」。幸福の追求です。 アメリカの独立宣言に書かれている「l…

ショーシャンクの空に、その後に続く言葉は、、、

「ショーシャンクの空に」。今では誰もが認める名作の座についていますよね。 逆境の中を生きている人たちに希望を与える素晴らしい作品だと思います。 仕事でもなんでも、やってもやっても結果がついてこない時期って必ずありますよね。僕はそんな時は、”シ…

馬橋稲荷神社(阿佐ヶ谷)に行ってきました

僕は40歳になるまで、自分の意思で初詣に一度も行ったことがないくらい、信心深くない人間だったんですよね。 神様に頼らなくてもやっていけるさ、みたいな根拠のない自信みたいなものがあったんでしょうか。。 でも、40歳で会社を辞めて独立開業して、同時…

ジョーズ〜逆境の逆利用

スピルバーグの「ジョーズ」が公開されたのは僕が小学生の時で、やたらと怖かったのを覚えています。 去年、何十年ぶりかに観直したんですが、怖がらせるテクニック、"あの手この手"のレパートリーの広さにあらためて驚きました。 サメの姿は映っていないの…