占いってけっこう好きなんですよね。
まだ小学校の低学年くらいの時に占いというものがあるということを知った時点からすぐ興味津々になりました。なぜかわかんないですけど、UFOとかネッシーとかと一緒で不思議なものとして好きになったのかもしれないですね。
中学2年になると「算命占星学」というのが日本で大ブームになりました。”天中殺”が流行語にもなりました。僕も本を買って占ってみたらけっこう当たってるなあ、なんて思ったものです（数年後にこの本を書いた和泉宗章さんが自分の占いを全否定するような発言をして廃業した時にはびっくりしましたが、、）。
昔の武将が戦に際して、風水や占いを使ったなんていうのも憧れます。
僕も信頼できる占いを情報の一つにして、生き方や仕事なんかに反映できたらと思うんですけど、距離感がなかなか難しいですね。
こういうのは寄りかかりすぎないのが肝心だと思うんですけど、調子の悪いときや弱気なときに限って頼りすぎちゃうもんです。そうすると”天中殺”だとか”大殺界”だとかマイナスなものの暗示に強くかかっちゃって、顔つきまでいかにも不運そうな感じになってもっと”ツキ”を逃すことになってしまったり。
長いこと生きてきて振り返ると人生は＜好不調の波＞の繰り返しだったことがわかりますし、一ヶ月の中にもそういうバイオリズムみたいなものがあるのもはっきり感じます。
それから、スポーツを見ていても＜運気の流れ＞みたいなものははっきりわかりますよね。何かのきっかけで形勢が一気に逆転したり。中学、高校と僕はバレーボールをやっていたんですけど、バレーボールって、運とか”ツキ”がけっこう行ったり来たりするんですよね。ボールの行き来自体が速いっていうのもありますが、団体スポーツって”いいムード””悪いムード”が一気に全員に蔓延するんですよね。それが、そのまんまプレーに作用するんです。僕はずっとキャプテンをやっていましたが、試合中は”ツキ”が今どっちにいるか、どうしたら取り戻せるか、そんなことばかり考えていましたw。
あと、不調感があって用心深くしていると意外に堅実に過ごせたたり、絶好調で調子に乗りすぎると痛い目にあうこともよくありますよね。
僕が大好きなボクサー、マニー・パッキャオが生涯のライバル、フアン・マヌエル・マルケスとの４回めの試合で壮絶に失神KOさせられたことがあったんですけど、その時のパッキャオは何年かで稀に見るくらいの絶好調でいい仕上がりだったという話を後で聞いて、絶好調ってかえって怖いんだな、と思ったことがあります。
運気がいいからいい、運気が悪いから悪いって言い切れないんですよね。
僕は、できるだけ運、不運にあんまり左右されたくなくて、運気が悪くても凹まず、運気が良くても調子に乗らないでいきたいと思ってます。だったら占いなんてまったく気にしない方がいいのですが、バレーボール部の経験の影響でしょうか、運気の流れみたいなものにどうしても敏感な体質になってしまったので、そういう流れを知る一つの方法として”占い”を参考にしたい、そんな感覚でいます。
でも”占い”は世の中に溢れるほどあって、玉石混合というか、どれでもいいというわけでもなくて、その見極めがかなり大事だと思います。自分んの相性とかありそうです。
何年か前に、たまたま知り合いの紹介で、プロの占い師の方何人かに見てもらう機会があったのですが、その後で思い返してみると、びっくりするほど当たったのは”ついで”に見てもらった先生の弟子にあたる人でした。それは先生よりその人がすごい、ということじゃなくて、たまたま僕との相性が合ったんじゃないかなと思っています。
占いって、古来から伝わっている法則をその占い師の方が”どう読むか”にかかっているわけですよね。そうすると、占う人のキャラや人間性、人生経験みたいなものにけっこう影響されるはずで、そこで相性みたいなものが生まれるんじゃないでしょうか。
自分と相性が良くけっこう当たっていると思われる占いを、参考にしながら生きる、これができるといいんですけどね。天気予報をチェックするみたいなカジュアルな感じで。
そういえば、少し前にネットで知ったんですけど、風水では20年ごとに運気の流れが大きく変わるという考えがあるらしく（ざっくりとした理解ですみません！素人なんで、、）、この2月4日から”第9運気”という新しい時代に入ったとのこと。
びっくりしたのは、その中で見つけたあるフラワー・セラピストの方が3年前のブログに、第9運気になると＜ズバリ「暴かれる」エネルギーが流れます>と書かれていたんです。確かに、去年の後半くらいから世の中の＜暴かれる＞動きの勢いがすごいことになっていますよね（苦笑。
