ボズの日記(Diary of VOZ)

VOZ(声)。ついついアタマの声に騙されてココロの声を聞き逃してしまいがちな毎日ですが、ダレカの声にも耳を傾けながら書いていきたいと思います

馬橋稲荷神社(阿佐ヶ谷)に行ってきました

 僕は40歳になるまで、自分の意思で初詣に一度も行ったことがないくらい、信心深くない人間だったんですよね。

 神様に頼らなくてもやっていけるさ、みたいな根拠のない自信みたいなものがあったんでしょうか。。

 でも、40歳で会社を辞めて独立開業して、同時に結婚もして、数年後子供も生まれて、気づいたら神社で本気でお祈りする人間に生まれ変わっていました(笑。

 きっと”根拠のない自信”なんてものは、跡形もなく砕け散ってしまったでしょうし、家族を持ったり、いろんな人たちに助けられてどうにかこうにか食いつないできた経験が積み重なっていくうちに、自分が<生かされている>という感覚が僕なりにわかってきたのかもしれません。

 さすがに<パワースポット巡り>まではしませんが、日常いける範囲にある有名な神社はけっこう行ったりします。

 

 いろんな神社に行くうちにわかったんですけど、神社って何度か通って馴染んでゆく感じってありますね。あと、自分との相性というか、なんかしっくりするところ、しないところがあるような気がします。気のせいかも知れないですけど。

 

 今年は辰年なのでTVやネットで龍に縁のある神社をよく紹介していましたが、僕は辰年生まれなのでいつもに増して反応してしまいましたが、その中でも特に「マツコの知らない世界」で紹介された阿佐ヶ谷の馬橋(まばし)稲荷神社がなんか気になって仕方なかったんです。

 

 それでこの間仕事で東京に出るタイミングで馬橋稲荷神社まで行ってきました。

  阿佐ヶ谷駅から徒歩で10分かからなかったくらいで、住宅地の中を歩きながら本当に神社があるのかと思っていたらすっと現れた感じでした。

 

 TVで紹介していたのが石造の大鳥居で、左に昇り龍、右に降り龍が巻きついています。


 TVでこの神社を紹介されていた”神社ソムリエ”の佐々木さんという方は、この鳥居の龍を撫でていたら突然いい仕事のオファーの電話がかかってきた、なんて話をしていましたが、僕が神社に到着すると、中年の男性の方が真剣に鳥居を撫でていました、、。 

 

 

 僕が神社に行く理由の一つは、もちろん家族の無事を感謝して、開運も願うわけですが、頭の中のプチ・リセットというか<ゴミ掃除>ができるということもあります。

 僕はただ暮らしているだけで、頭の中がゴミ(雑念、煩悩、いらない情報)ですぐに溢れかえってしまう人間なんです。すぐに煮詰まっちゃう。

 そこで、日常生活とは違う神聖な空間に入って、気持ちを集中しながら手を合わせると、その後、頭がすうっとするんですね。

 

 そういう意味でもこの神社は大きくはないですが、すごくいい雰囲気で、流れている空気がすごく澄んでいる気がして、参拝後リフレッシュできた感覚がありました。

 

www.mabashiinari.org