ボズの日記(Diary of VOZ)

VOZ(声)。ついついアタマの声に騙されてココロの声を聞き逃してしまいがちな毎日ですが、ダレカの声にも耳を傾けながら書いていきたいと思います

苦めのコーヒーを探して(2)一杯どりドリップコーヒー

 おいしいコーヒーが飲みたい、と思っても、そう簡単にはめぐり合わないものです。

”これ▲▲さんからいただいた高級なコーヒーよ”とか言って出してもらっても、有名なバリスタがいるというカフェに連れて行ってもらっても、意外に飲んでみたら好みじゃなかったりすることも少なくないと思います。

 まずは、自分の中で<好きなコーヒー>をある程度把握していることがきっと大事なんですね。苦味と酸味、浅煎りか深煎り、どっちが好きか。おいしかったコーヒーの豆はどこの国のものだったか、とかチェックしておくと、”ハズレ”のコーヒーに当たる確率は減っていきますし。

 僕が住んでいる茨城県発祥のコーヒー・チェーン”サザ・コーヒー”ではこの連休中に<将軍ゲイシャまつり>という、コーヒーというより、”お殿様が派手に遊んでいる姿”しかイメージできないイベントとセールをやっていますが、”ゲイシャ”とはコーヒーのレアな品種でエチオピアのゲシャという地域に自生していたものらしく、日本人業者がそれを「ゲイシャ」と聞き間違えたという説もあるそうです。すごくお高いコーヒーです。

 以前に店頭で試飲させてもらったことがありましたが、フルーティな酸味が特徴的で、<苦くてスッキリ>派の僕は正直あまり魅力を感じませんでした(好みが変わって好きになる可能性ももちろんあります)。高級品だからきっとうまいだろうくらいの感じで思い切って買っていたらちょっとがっかりした可能性もあります。

 

 どんなジャンルに限らず、好奇心をもっていろいろトライすることは運気を上げることにもつながるそうですから、いいことだと思いますが、トライした後に<感想を自分によく聞いてみる>というのが大事なんだと思います。

 もちろんこれはコーヒーに限らず、他の食べ物でも、ファッションでも、旅行先選びでもあらゆる分野で当てはまるんじゃないでしょうか。

 

 ただただその時々に流行っているものだけを追い求めてゆらゆら漂うだけの<流行ゾンビ>になるのはちょっと危険だなあと思うんですよね。流された先に何が待っているかわからない時代ですから。

 ちゃんと流行を追いながら、その度に自分自身に確かめることをやる続けると、流行ってないけど好きなもの、も出てくるはずですから、そうやっていくと<自分らしさ>みたいなものが芽生えてきますし、それがハッピーに生きてゆく手掛かりにもなるんじゃないかなと思ったりします。

 

 僕の場合、コスパのいい一杯どりのドリップコーヒー、を探している最中です。

 仕事中に飲む用なので、一杯100円以内におさえたいですし、その中で僕の好きな<苦めでスッキリしたもの>ってなかなかないんですよ。

 今のところ、間違いのないのはカルディのイタリアン・ロースト。あとは<京都イノダコーヒー オリジナルブレンド匠>もよかったです。タリーズの<BARISTA'S ROAST BLACK>はちょっと強め。眠気をシャッキっとさせるにはいいかもしれません。

 <炭焼コーヒー>も好きなんですが一杯ドリップって本当にないんですよ、Amazonで買えるものでは、大阪のお店みたいですけど<TASOGARE コーヒー>の炭焼珈琲が値段と味のバランスが良かったです。

 僕とコーヒーの好みが近い人にしか参考にならない情報ですみませんw